【実機レビュー】SONY WF-C700Nを徹底解説|価格・性能・ノイキャン性能まとめ

SONY WF-C700N

出典:SONY公式サイト

SONY WF-C700N 性能      15,400円

ヘッドホン部(その他)
電源 Li-ion
充電方法 USB充電(ケース使用)
連続音声再生時間 最大7.5時間 (NCオン) / 最大10時間 (NCオフ)
連続通話時間 最大5時間 (NCオン) / 最大5時間 (NCオフ)
Bluetooth
通信方式 Bluetooth標準規格 Ver.5.2
出力 Bluetooth標準規格 Power Class 1
最大通信距離 10m
使用周波数帯域 2.4 GHz帯 (2.4000 GHz – 2.4835 GHz)
対応Bluetoothプロファイル A2DP, AVRCP, HFP, HSP
対応コーデック SBC, AAC
対応コンテンツ保護 SCMS-T
伝送帯域(A2DP) 20 Hz – 20,000 Hz (44.1 kHz sampling)
WF-C700
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実際に使ってみて感じたこと

ノイズキャンセリング性能

WF-C700Nの大きな魅力は、この価格帯では珍しいほど高性能なノイズキャンセリングを搭載していることです。左右のマイクを最適に制御して逆位相の音を生成し、電車やバスの走行音やカフェのざわつきなど、日常の環境音をしっかり抑制。小型モデルながら、実用的で満足度の高い静音効果を実現しています。

SONY WF-C700Nを使う男性

出典:SONY公式サイト

さらに便利なのが、周囲の音を自然に取り込めるアンビエントサウンド(外音取り込み)モード。外音の取り込みレベルは20段階で調整可能で、会話をしたいときや街中の安全確認など、シーンに合わせて細かく設定できます。風切り音を低減するメッシュ構造も採用されており、屋外でも快適に使えるのは嬉しいポイントです。

SONY WF-C700Nを使う男性2

出典:SONY公式サイト

また、スマホと連動したアダプティブサウンドコントロールにも対応。ユーザーの行動(停止・歩行・走行・乗り物移動)や位置情報に合わせて、自動でノイズキャンセリングや外音取り込み、イコライザー設定を切り替えてくれます。毎回手動で設定を変える必要がなく、常に最適なリスニング環境を保てるのは、上位機種に匹敵する便利さです。

この価格帯でここまで多機能なノイキャン&外音取り込みが使えるのは非常にコスパが高く、「手軽にノイキャンを試したいけど、しっかり効いてほしい」という方にはベストな選択肢になるでしょう。

音質レビュー

WF-C700Nの音質は、高音から低音までバランスが良く、特にボーカルや楽器の輪郭が自然でクリアに感じられるのが特徴です。ベースラインもしっかりと存在感を出しながら、全体的に聴き疲れしにくい音作りになっています。

さらにソニー独自の「DSEE」技術により、ストリーミングやMP3など圧縮された音源でも失われがちな高音域を補完。圧縮音源でも広がりのある音質を楽しめる点は、この価格帯では大きな強みです。

SONY WF-C700N DSEEの説明

出典:SONY公式サイト

また、360 Reality Audio認定モデルでもあり、専用アプリ「Sound Connect」を使えば、自分の耳の形に最適化した立体音場を体験可能。ライブ会場にいるような没入感を得られるのは、同価格帯の他モデルと比べてもアドバンテージと言えます。

SONY WF-C700N 360 Reality Audioの説明

出典:SONY公式サイト

加えて、アプリを通じてイコライザーを細かく調整できるので、EDMの迫力を強めたり、ジャズの繊細な音を際立たせたりと、自分好みのサウンドにカスタマイズ可能。価格を考えると、音質面では非常に満足度の高いモデルです。

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デザイン・装着感レビュー

ファッションに合わせて選べる4色のバリエーション

ホワイト、ブラック、ラベンダー、セージグリーンの4色展開。トレンドのくすみカラーとベーシックカラーを揃え、日常のファッションに合わせて選べます。さらに、ソニーのスマートフォン「Xperia 10 V」と同色展開しているため、一緒に使用すれば統一感のあるスタイリングを楽しめます。

SONY WF-C700N カラー

出典:SONY公式サイト

コンパクト設計と高い装着性

イヤホン本体はわずか4.6gの軽量設計。耳からの出っ張りを抑えることで、快適な装着感とスマートな見た目を実現しました。また「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」を採用し、耳の形に自然にフィット。長時間使用しても安定して装着できる快適性を追求しています。

SONY WF-C700N エルゴノミック・サーフェース・デザイン

出典:SONY公式サイト

携帯性に優れたコンパクトケース

音楽を聴かないときはケースに収納するだけで自動充電が可能。マグネットで簡単に正しい位置に収まる仕様になっており、スムーズに使えます。さらにケースは約31gと軽量でコンパクト。持ち運びやすく、外出先でも気軽に使用できます。

SONY WF-C700N サイズ感

出典:SONY公式サイト

バッテリーと防水性能レビュー

WF-C700Nはコンパクトながらも高いバッテリー性能を備えています。ノイズキャンセリングON時で最大7.5時間、ケース充電込みで最長15時間再生が可能。ノイズキャンセリングOFFでは最大20時間まで使えるため、通勤や長時間の外出でも安心です。さらに10分の充電で約1時間再生できる「クイック充電」に対応しており、急な外出前でもすぐに使えるのが便利です。

SONY WF-C700N バッテリー性能

出典:SONY公式サイト

また、IPX4相当の防滴性能を搭載しているため、雨の日の外出やジムでのトレーニング中でも安心して使用できます。普段使いからスポーツシーンまで幅広く活躍する設計です。

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Bluetooth機能・接続性レビュー

接続面では、左右同時伝送方式により高い安定性と低遅延を実現。動画視聴時も音ズレが少なく、快適に楽しめます。さらに、2台の機器を同時に接続できるマルチポイント機能を搭載。PCで会議を終えた後にスマホで音楽を再生するなど、シームレスな切り替えが可能です。

SONY WF-C700N 機能

出典:SONY公式サイト

最大8台までペアリングを記憶できるマルチペアリングにも対応しており、AndroidやiPhone、PCなど複数の端末を使う人にも便利。Android端末ではGoogle Fast Pairに対応しており、ワンタップで簡単にペアリングできるほか、「デバイスを鳴らす」機能でイヤホンを探すこともできます。

ハンズフリー通話レビュー

WF-C700Nは、音楽体験だけでなく通話性能にも優れています。ノイズサプレッション機能により、周囲の雑音を抑えて自分の声をクリアに届けられるため、騒がしい環境でも安心して通話が可能です。さらに、マイクの前に配置されたメッシュ構造が風切り音を低減し、屋外での会話もより自然で聞き取りやすくなっています。

SONY WF-C700Nを使う女性

出典:SONY公式サイト

また、スマートフォンやPCと接続してのハンズフリー通話に対応しており、ビジネスシーンからプライベートまで幅広く活躍します。左右どちらか片側だけでも使用できるため、片方を充電しながらもう片方で通話や音楽を楽しめるのも便利なポイントです。

Pros

メリット

  • 高性能なノイズキャンセリング機能を搭載し、騒音環境でも快適に音楽を楽しめる。
  • 小型・軽量設計で、長時間使用しても疲れにくく安定した装着感。
  • バランスの良い音質と「DSEE」による高音域補完でクリアなサウンド。
  • ノイキャンONで最大7.5時間、クイック充電にも対応したバッテリー性能。
  • 2台同時接続できるマルチポイントやGoogle Fast Pairなど接続機能が充実

※。

Cons

デメリット

  • ハイレゾ音源(LDACなど)には非対応で、音質重視ユーザーには物足りない場合がある。
  • ケース込みのバッテリー持続時間が上位機種に比べると短め。
  • タッチ操作に非対応で、物理ボタン操作のみ。
  • ワイヤレス充電(Qi充電)には非対応。
  • マルチポイント接続は2台までで、複数機器を切り替えながら使う人には制限がある。

※。

⭐ 総合評価

音質 ★★★★☆
装着感 ★★★★★
機能性 ★★★★☆
バッテリー ★★★★☆
総合 ★★★★☆(4.25 / 5.0)

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