【実機レビュー】SONY LinkBuds Fitを徹底解説|価格・装着感・ノイズキャンセリング性能まとめ

SONY LinkBuds Fit

出典:SONY公式サイト

LinkBuds Fit 性能      29,700円

  
ヘッドホン部(その他)
電源 Li-ion
充電方法 USB充電(ケース使用)
電池持続時間(連続音声再生時間) 最大5時間(NCオン)/最大8時間(NCオフ)
電池持続時間(連続通話時間) 最大4時間(NCオン)/最大4時間(NCオフ)
電池持続時間(待受時間) 最大6.5時間(NCオン)/最大14時間(NCオフ)
Bluetooth
通信方式 Bluetooth標準規格 Ver.5.3
出力 Bluetooth標準規格 Power Class 1
最大通信距離 10m
使用周波数帯域 2.4 GHz帯 (2.4000 GHz – 2.4835 GHz)
対応Bluetoothプロファイル A2DP, AVRCP, HFP, HSP/ TMAP, CSIP, MCP, VCP, CCP
対応コーデック SBC, AAC,LDAC,LC3
対応コンテンツ保護 SCMS-T
伝送帯域(A2DP) 20 Hz – 20,000 Hz (44.1 kHz sampling) 20Hz-40,000Hz(LDAC 96kHz sampling 990kbps)
LinkBuds Fit
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実際に使って感じたこと

サイズ・装着感レビュー

LinkBuds Fitは、耳の形や大きさを問わず軽やかで安定した装着感を実現している点が大きな特徴です。独自開発のフィッティングサポーターとイヤーピース、さらにこだわり抜かれた本体形状により、耳の凹凸に沿ってしっかりフィットしつつも、圧迫感や痛みを感じにくい設計になっています。Sではコンパクト軽量設計が魅力でしたが、Fitはさらに軽量化され、長時間の使用でも疲れにくく、通勤や運動中などのシーンでも快適に装着可能です。

SONY LinkBuds Fit サイズ

出典:SONY公式サイト

また、イヤホンが耳から飛び出す量を抑えつつ軽く支える構造になっており、激しい動きでもズレにくく安定しています。装着感の調整がしやすいサポーターは簡単に取り外しや付け替えができるため、自分の耳に最適なフィットをカスタマイズできる点もポイント。さらに、外装デザインやカラーバリエーションも多彩で、使う人の好みに合わせて選べるため、機能性だけでなく所有する喜びも感じられる仕上がりです。

ノイキャンレビュー

LinkBuds Fitは、ソニー完全ワイヤレス史上最高レベルの外音取り込み性能を実現しており、「ながら聴き」と高性能ノイズキャンセリングによる「没入」の両立が魅力です。Sでも外音取り込みとノイキャンは搭載されていましたが、Fitではさらに精度が向上し、音楽やポッドキャストを聞きながらでも周囲の音を自然に聞き取れるようになっています。外音取り込みはタップ操作で簡単に切り替えが可能で、通勤中やカフェでの作業など、周囲の環境に応じてシームレスにモードを切り替えられます。

SONY LinkBuds Fit 機能

出典:SONY公式サイト

また、風ノイズ低減構造やオートNCオプティマイザーを搭載しており、屋外や風の強い環境でも快適に音楽を楽しめます。Sとの比較で言えば、Fitはより軽量・安定した装着感と相まって、外音取り込みの自然さと没入感の両立が一段と向上している印象です。さらに、アダプティブサウンドコントロールや行動シーン・よく行く場所に応じた自動切替機能も引き続き搭載されており、日常のリスニング体験をよりスマートにサポートしてくれます。

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通話・マルチデバイス接続・便利機能レビュー

Fitでは、Sで好評だった高性能通話品質がさらに進化しています。AI技術を活用した高精度ボイスピックアップテクノロジーにより、複数マイクと機械学習を組み合わせて、装着者の声を環境ノイズからクリアに抽出。これにより、通話相手に自分の声がより鮮明に届き、テレワークやオンライン会議でもストレスなく利用できます。また、Fitではマルチポイント接続が標準搭載されており、スマホとPCなど、2台の機器に同時接続可能。通話や音楽の切り替えもシームレスで、Sに比べてより便利に使える印象です。

SONY LinkBuds Fit マルチポイント

出典:SONY公式サイト

さらに、FitはワイドエリアタップやHead Gestureによる操作、Quick Accessでの音楽再生切替、音声アシスタント対応など、操作性も向上。耳周りをタップするだけで快適に操作でき、スマホに触らずとも再生や停止、モード切替が可能です。装着検出機能でイヤホンを外せば自動で音楽が停止し、再度装着で再生が再開。片耳だけの使用や防滴性能(IPX4)も備え、日常使い・スポーツシーンでも安心です。Sに比べると、Fitはより日常に寄り添った操作性と接続安定性が強化されており、実用性の高さが際立ちます。

音質レビュー

Fitは小型ながら、S譲りの高音質をさらに進化させています。LDAC対応によるワイヤレスハイレゾ再生に加え、DSEE Extremeによる圧縮音源のハイレゾ級アップスケーリングで、CDやMP3、ストリーミング音源も原音に近いクオリティで楽しめます。特にFitでは、独自設計のダイナミックドライバーXと統合プロセッサーV2を搭載。SのV1プロセッサーに比べて音の解像感と低域の迫力が向上しており、軽量小型ながらも音楽の臨場感がより豊かになっています。

SONY LinkBuds Fit DSEE

出典:SONY公式サイト

また、360 Reality Audioに対応し、ヘッドトラッキング機能でライブ会場のような立体感を再現。自分好みのイコライザー設定も可能で、「Relaxed」「Bass Boost」などのプリセットやオリジナル調整で、ジャンルや気分に合わせた音作りができます。S同様、ハイレゾ級再生とAIによる音質補正の組み合わせにより、映画やポッドキャストもクリアに再生可能で、音楽だけでなく日常のあらゆる音声コンテンツも高音質で楽しめるのが魅力です。

SONY LinkBuds Fit 360 Reality Audio

出典:SONY公式サイト

バッテリーレビュー

Fitは小型ながら、S同様に長時間再生を実現しています。ノイズキャンセリングONで本体6時間、ケース込みで20時間再生可能。NCオフでは本体9時間、ケース込み30時間と、突然の外出でも安心のバッテリー性能です。さらに5分のクイック充電で約1時間再生できるため、外出直前でも素早く充電して使えます。Sに比べると本体サイズはコンパクトですが、バッテリー持続時間はほぼ同等で、軽量さと実用性を両立しています。

接続面では、Fitも左右同時伝送方式を採用し、通信安定性を確保。周囲の干渉が多い環境でも音飛びが少なく、動画視聴やゲームも低遅延で楽しめます。さらにLE Audio対応により、次世代Bluetoothの低遅延・高音質再生にも対応。AndroidのAudio SwitchやGoogle Fast Pair、PCのSwift Pairといった便利機能も搭載しており、複数デバイス間でのシームレスな切り替えが可能です。Sと同様に2台同時接続のマルチポイント機能もサポートしており、スマホとPCなど複数機器を使う人でも快適です。

SONY LinkBuds Fit ピンク

出典:SONY公式サイト

防滴性能はIPX4に準拠しており、雨や汗にも強く、通勤や軽い運動中でも安心して使用できます。さらに片耳だけでの使用や装着検出機能も搭載し、利便性と操作性を高めています。Sよりも軽量・小型でありながら、日常使いで必要なバッテリー・接続・防滴性能はしっかり抑えられているのがFitの魅力です。

LinkBuds Fit
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Pros

メリット

  • 独自設計のフィッティングサポーターでどんな耳にも快適にフィットし、長時間使用でも疲れにくい。
  • LinkBuds Sから進化した高性能ノイズキャンセリングと外音取り込み機能で「ながら聴き」と「没入」の両立。
  • LDAC対応+DSEE Extremeで、圧縮音源もハイレゾ級の高音質で再生可能。
  • 2台同時接続可能なマルチポイント対応で、スマホとPCなど複数機器をシームレスに切り替え可能。
  • 軽量かつ小型で防滴(IPX4)対応、日常使い・運動時も安心して使用できる

※。

Cons

デメリット

  • 価格はLinkBuds Sよりやや高めで、コスパ重視にはやや不向き。
  • フィッティングサポーターは別売で、初期状態では好みのカスタマイズができない。
  • 本体が小型な分、長時間装着時のバッテリー残量の確認が若干しづらい。
  • ハイレゾ再生にはLDAC対応機器やAndroid 10以上が必要で、iPhoneでは完全に活かせない場合がある。
  • アプリ設定なしでは、DSEE Extremeや外音取り込みの最適化が十分に活かせない。

※。

⭐ 総合評価

音質 ★★★★★
装着感 ★★★★★
機能性 ★★★★★
バッテリー ★★★★☆
総合 ★★★★☆(4.75 / 5.0)

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